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コラム

【小児歯科】子どもの口呼吸は危ない!お口がポカンとなっていませんか?

こんにちは。
墨田区両国駅が最寄りの「両国パークサイド歯科」です。
 
子どもがお口をポカンと開けて呼吸をしている、いわゆる「口呼吸」を気にされている保護者の方が多くいらっしゃいます。
口呼吸は、お子さまの単なるくせだけではなく、歯並びや顎など口の周りの形が原因の場合があります。
 
 

子どもの口呼吸における危険性

多くの方が、鼻で呼吸することが一般的な中、口呼吸はからだに悪影響を及ぼすことが多いです。
鼻で呼吸する場合、鼻の粘膜や鼻毛というフィルターがあることにより細菌やウイルスが体内に入り込むことを最小限にしてくれています。
しかし、口呼吸だと細菌やウイルスを直接口から体内に入れるため、感染のリスクが高くなります。
 
また、お口の中が乾きやすくなるため、唾液の自浄作用が弱くなり、むし歯や歯肉炎になるリスクも高くなるのです。
 
また、口呼吸でお口がポカンと開く時間が長くなることで、お口周りの筋肉の発達が不十分になります。
筋肉の発達が不十分になると、発音が不明瞭になったり、口を開けたまま物を食べるときになる「くちゃくちゃ音」が周りの人を不快にさせる原因にもなるのです。
 
 

口呼吸を改善するための方法

●まずは歯科医院の受診をおすすめ
口呼吸の原因が鼻詰まりやアレルギーであれば、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
しかし、鼻詰まりもないのに口呼吸がなかなか治らない、という場合は歯科・小児歯科を受診してください。
歯並びや顎の形など、お子さまお一人お一人に合った治療法を診断し、機能的に改善していきましょう。
 
●人気の「あいうべ体操」の実践
「あいうべ体操」とは、福岡県のみらいクリニックの今井一彰院長が考案した口呼吸を鼻呼吸に改善していくことで評判のお口の体操>のことです。
以下の4つの動作を食後に10回、毎日30回を目安に続けて行います。
 

  • 「あー」と口を大きく開く
  • 「いー」と口を大きく横に広げる
  • 「うー」と口を強く前に突き出す
  • 「べー」と舌を突き出して下に伸ばす


続けて行うことで、舌の力を鍛え、自然と口を閉じることができるようになるため、おすすめの方法です。
 
 
当院では、お子さまの口呼吸の早期改善のため歯科受診をおすすめしております。
あいうべ体操のやり方が合ってるか知りたいという方がいらっしゃいましたら気軽にお尋ねください。