columnコラム
唾液のパワーがスゴイ!むし歯、歯周病、口臭を予防!
こんにちは。
墨田区両国駅が最寄りの「両国パークサイド歯科」です。
「唾液のパワーがスゴイ」という話を、聞いたことはありますか?
実は、唾液が出ることでお口の中を清潔に保つことができているのです。
他にも、わたしたちの健康にのために働いてくれる唾液の役割や、良質な唾液を増やす方法を紹介します。
唾液には、どのような働きがあるのか見ていきましょう。
・消化作用
食べ物を噛めば噛むほど唾液の量が増えて、消化をする胃腸の負担を減らします。
・湿潤と保護作用
お口の中の潤いを保つことで、歯が唇や頬に擦れて傷が付くのを防ぎます。
・洗浄作用
歯の表面に付いた汚れや食べかすを、洗い流します。
・殺菌と抗菌作用
歯周病や口臭を予防する働きがあります。
唾液に含まれる、リゾチームやラクトフェリンによる菌を取り除く作用です。
お口から身体に、菌が侵入するの防ぎ、感染症の予防にも役立ちます。
・緩衝(かんしょう)作用
唾液に含まれる乳酸が、口内を中和する作用です。
食事の後など、お口の中が酸性に傾いたときに効果があります。
これにより、むし歯になるのを防ぐことができます。
・再石灰化
むし歯になりかけている「ごく初期のむし歯」歯であれば、唾液のパワーがむし歯になるのを防ぎます。
まだ、むし歯になる一歩手前で、歯の表面が、白く濁っている状態の歯です。
唾液に含まれるリンやカルシウムによって、歯を元に戻そうとする作用のことを再石灰化といいます。
・排出作用
異物や毒素がお口に入った時に、排出しやすいように、唾液がネバネバとまとわりつきます。
成人では1日に約1ℓ~1.5ℓも唾液が出ています。
しかし、30代をピークに唾液分泌量は低下します。70代では、なんと、ピーク時に比べて3割ほどの量に。
歯や身体の健康を保つためにも、唾液を増やしたいですよね。
唾液を増やすには、唾液腺のマッサージがおすすめです。
主な唾液腺は、耳の下・顎の下・舌の下の3カ所。指で押して刺激することで、唾液の量を増やします。
また、ストレスを溜めないようにすることも重要です。
1日の終わりに、ゆっくりと湯ぶねに浸かりながら唾液腺マッサージをするのもリラックス効果が望めて良いですね。
就寝中は、唾液の分泌量が減ります。
唾液の作用が得られないため、寝ている間はむし歯になりやすい時間帯なのです。就寝前には歯磨きを忘れないようにしましょう。
寝る前は、1日のうちでも一番歯磨きをしてほしいタイミングです。
両国パークサイド歯科は、予防歯科に力を入れています。
唾液の量・歯周病・むし歯・口臭が気になりはじめたら、お気軽にご相談ください。
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